グローバルナビゲーションへ

本文へ

フッターへ



ホーム > 展示会見学レポート > 【レポート】東京ゲームショウ2022

展示会見学レポート


【レポート】東京ゲームショウ2022

2022.10.11

9月15日から4日間、幕張メッセで東京ゲームショウ2022が開催されました。3年ぶりにリアルの会場です。本展は国内外のゲーム関連企業が一堂に会し、ゲームハード・周辺機器が展示され、商談を活発に行うための場です。主催者発表によると、期間中の総入場者数は13万8192人でした。

今回のレポートでは、2つの視点でお伝えします。
①展示会の特徴3選
②集客方法3選

展示会の特徴3選

1つ目は、来場者の装いです。
海浜幕張駅を出た時から来場者の装いに違いを感じました。この日はビジネスデイでした。通常BtoBの展示会は、スーツ姿が目立ちますが、ゲームショウは、カジュアルな装いが目立ちました。クリエイティブ系やエンジニア、そして外国人の来場者が多い様子でした。

2つ目は、入場までの流れ
です。中央エントランスに到着すると、数名の事務局スタッフが検温を行っていました。他の展示会では、入場証発行→検温/手指消毒といったフローが一般的です。しかし、ゲームショウでは逆の方法がとられていました。

ちなみに、エントランス横には持ち込み禁止物保管場所も設置され、一般来場のコスプレ参加者に向けた対策が施されていました。コスプレをする際の武器類、角の尖った装飾などが危険物に該当するそうです。このような対策も他の展示会では見られない光景です。

3つ目は、ブース装飾です。
4小間以上の大きなブースは木工装飾でオリジナリティあふれる雰囲気重視のブース装飾です。一方で、1小間、2小間の小さなブースはアイキャッチに富んだ情報訴求型のブース装飾といった印象を受けました。

また、照明に目を向けると、スポットライトよりも明るいHQIや、間接照明で使われるエースラインという照明器具などが使用されていました。照明と電飾看板であしらわれた装飾ブースは、まるでゲームセンターやテーマパークのアトラクションのようでした。

他には、バルーンを使ったブースが目立っていました。企業によってはシンボリックなデザインもあり、そこだけでも十分に楽しめる感覚が個人的にはありました。また会場が薄暗いため、普段目にしない行燈バルーンを使用しているブースもありました。

集客方法3選

1つ目は、スタッフやコンパニオンによる呼び込みです。ノベルティーを配布しながら、集客していました。2つ目は、SNS映えを狙った集客です。フォトブース、マスコットキャラクターとの写真撮影を集客ツールにしていました。これらは売り込み要素が低いため、来場者は気軽にブースに立ち寄っていました。

3つ目は、体験ブースです。多くの企業は、新作ゲームの試遊で集客していました。ブースによっては、順番待ちで長蛇の列ができる賑わいです。またVRが体験できるブースも、同様に賑わっていました。

見学を終えて

今回のレポートは、装飾業者の独自視点で、展示会の特徴と集客方法についてお伝えしました。展示会は隣接に競合他社が出展しています。各出展社は集客のために、様々な仕掛けをしていますので、ブースを装飾しただけでは、集客は難しい状況です。

そのため、私たちは毎週展示会を見学し、展示会の特徴や各社の集客状況、見栄えのいいブース装飾などを注視しています。現場で得た情報は、ブース装飾のプラン考案に活用しています。

1・2KOMAは、「新規顧客獲得のためのブース装飾」をミッションに掲げ、出展社様の展示会出展をサポートしております。初出展でブース装飾にお悩みでしたら、お気軽にお問合せください。

ブース装飾プランナー

ブース装飾プランナー
T.I