装飾業者への依頼は初めてとのことで、お問い合わせをいただきました。お話を進める際、ブースイメージの方向性について、ご相談をいただきましたので、まずは弊社の事例と金額感をご案内させていただきました。お客様の展示品は、「検査治具」、「デモ機」、「試作部品」、でした。

ブースの形を確認すると、3面が壁で囲まれた小間位置でした。これは、ブースへの出入りが一方向しかないことを意味しています。そのため、来場者は、ブースの中に入ると売り込みをされるのでは？という心理状態になり、ブースに入ることをためらいます。

また、機械系の展示会では、普段見れない、デモ機や部品また装置などを、「見る」、「触れる」、「聞く」というユーザー体験から、見込客は、見積依頼、商談へと態度変容していきます。これらを考慮し、通路側に展示品を並べられるレイアウトを中心にご案内させていただきました。その後、何度かイメージのすり合わせをさせていただき、オリジナルのブースイメージが完成いたしました。

会期中のインタビューの際、ブースを見学させていただきましたが、見込客と思われる来場者が次々と設計（デザイン）した通りの行動で、ユーザー体験をされていましたので、安心致しました。