最初のお打合せにて「ミニセミナーを行いたい、壁面へ大きめのプリントをしたい、広めのストックスペースが必要、商談席を配置」といったご要望をお伺いさせて頂いたのですが、前回と比べて面積が広く、また小間位置が特殊なこともあり、一度イメージのすり合わせをさせて頂きたい部分がございましたため、まずは同じ小間サイズ・小間位置の弊社施工事例集をお送りさせていただきました。そちらをもとに、お客様のほうでご出展内容とご希望レイアウトを検討頂き、再度お打合せ、ご提案という流れにて進行致しました。

お客様のほうでレイアウト案を作成頂いた際、ミニセミナーの実施場所がブースの中央壁側で、ブース内へ向けてお話をするような想定のものを頂きました。しかし経験上、セミナーは通路側へ向けて行うほうが集客につながりますので、2回目のお打合せにてこちらをお伝えするとともに、ほかの展示会で見かけた近しいイメージのブースをご紹介させていただき、レイアウトの最終調整をさせて頂きました。最終で、ご希望通りのレイアウトと、セミナーを通路側に移した案で2案ご提案をさせて頂き、後者を採用頂いたかたちになります。

頂いたご希望とは異なる配置でのご提案だったのですが、現場でご挨拶した際「音量を懸念してセミナーは中央配置を検討していたが、通路側配置にして良かった」というお声を頂戴し、お役に立てていたようで安心いたしました。インタビューでは、登壇されていた方をはじめ、ブースで接客されていた皆様の熱量を感じるお話もお伺いでき、また次回はよりよいブースのご提案をさせて頂きたいという気持ちを強く致しました。

展示会はやはり「実際にブースへ立ってみて実感する」ことの多いイベントです。各社様で適したレイアウトや出展戦略も異なり、1回1回皆様のご経験が財産となっていくものと存じます。そのサイクルの中で、弊社のノウハウを生かしていただき、営業活動の一助として頂けるよう、今後も努力して参りたいと思います。