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INTERVIEW

インタビュー
出展を取り止める大手企業がいる中でこそやる意味があると思っています
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インタビューNo.65 風早トレーディング株式会社 様 (所在地:東京都大田区)
展示会に初めてご出展の風早トレーディング様。ご依頼のきっかけや、弊社の対応、また展示会出展における成果を伺いました。
【風早トレーディング株式会社 様について】
風早トレーディング株式会社は、商品の輸出入卸売販売を行う貿易会社です。
イタリア・ヴェネツィアに本社を構える文房具・ガジェットメーカー、Total Juggling社、i-totalブランドの輸入販売元として、リサイクルPETボトル再生繊維から生まれたバッグシリーズの卸販売を開始。日々の暮らしに喜びと新しい変化をもたらす、そんな商品を取り扱っております。人と人を結び、人々の豊かな生活に貢献できる会社を目指しております。
【展示内容】
i-totalブランド
【展示会名】
第90回東京インターナショナル・ギフトショー秋2020

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コロナ禍のなか展示会出展のきっかけをお聞かせください

今回展示しているi-totalブランドに出会い、早速4月5月には動き出す予定だったんですが、現実にはコロナの状況で思うように行かず、今回の展示会を待ち望んでおりました。コロナ禍での出展ということで、やはり不安に思う部分はありましたが、できるチャンスがあるということであれば、「今やるしかない」と思いました。逆に言うと、出展を取り止める大手企業がいる中でこそやる意味があると思っています。展示会もそうですが、いろんな人を巻き込んで、ブラッシュアップしていきたいんです。

インタビュー
展示会出展での課題は何でしょうか

商品を世に出してから、まだ2日目のゼロの状態なので、どういう方に必要とされて、どういった形でビジネスになるのか、自分が想定していることと、違うこともあると思うんです。まずはこの3日間で判断することが目的です。たとえばクラウドファンディングなのか、メーカーなのか、OEMなのか。今後の幅や可能性を絞らずに行きたいと思っています。

インタビュー
出展を決められた際、コロナの影響で、来場者が少ないという不安はありましたか

みなさん不安に思っていることですし、逆に「ピンチはチャンス」に変えていきたい。新参者ですので怖い物知らずというか、恐れていても何もできません。コロナだから必要とされないということはないはずなので、良いものはどんな状況でも伝えていきたいんです。むしろ、コロナ禍でプラスチックゴミが増えているという社会問題が取り上げられる中、今回展示している商品のようにサステナブルの部分で、これまで以上に興味を持ってくださると感じています。

インタビュー
ブースのレイアウトや会期中の運営にコロナ感染対策を意識した点はありますか

主催者の方がきちんと対策してくださっているので、ブース内に関しては強く意識はせず、自身での手洗いや消毒といったところでしょうか。気にしすぎて、うまくいかないなんてことは避けたいですね。

インタビュー
会期中はどのように営業活動されましたか

一切声かけはしておりません。今回は初めての出展で「調査目的」でしたので、どういう人が来て、どういう人が興味を持っているのかを見たいんです。なんでもそうですが、自分がどう動くかで相手の動きも決まってきますよね。ですので、やみくもに声を掛けるのではなく、自分の動きに合ったお客様が来る。同じ想いで補い合える「チーム」の一員に出会えると思っています。

インタビュー
展示会出展の目標(KPI)とそれに対する成果をお聞かせください

大手の会社様とのご縁をつなぐことができました。他にも、対談のお話をいただいたり、エントリーしていた輸入品人気コンテストを受賞したりと、既にたくさん可能性の幅が広がっています。

インタビュー
パッケージブースではなくオリジナルのブース装飾に決めた理由をお聞かせください

本当はもっと予算を掛けて準備をしたかったところではありますが、やはり安いものでは安い商品に見えてしまうんです。パンフレットひとつでも、コストをしっかり掛けたことで、商品のイメージを100%で伝えられる仕上がりになりますし、納得のいくものには予算を掛けるべきだと思っています。

インタビュー
弊社を選んだ理由をお聞かせください

正直、5社ほど問合せていたんですが、東京展飾さんが一番ご対応が良かったんです。そうでないとやれないなと思っていて、チームとして一緒に動けるかどうかで決めました。たとえ10万20万高かったとしても、そこは変わりません。

インタビュー
電話・メールでのやりとりのみでしたが、不安はありませんでしたか

本当は、対面での打ち合わせが良かったですね。ですが、わからない事が無いようにメールでご連絡いただいていましたし、あればすぐに反応してくださったので、安心して進めることができました。

インタビュー
プランナーとお打ち合わせの際、どのようなお話をされましたか

海外の展示会に行く機会はあったんですが、日本の展示会は行くのも出展するのも経験がありませんでした。ですので、自分が考えるイメージが必ずしも良い結果になるのかは分からないので、とにかく色々と提案が欲しいとお伝えしました。伝えたいテーマは決まっていたので、それに沿った、シンプルで分かりやすい「ちょうどいい」ブースをご提案いただいたと思います。

インタビュー
仕上がったブースを見ての率直な感想をお聞かせください

ブースのコンセプトカラーがグリーンだったんですが、実はブースの周りにも主催者が用意したカーペットが敷かれており、なんとブースカラーと同じグリーンだったんです!何か感じるものがありますね。1小間ですが通常よりも奥行きがあったのも嬉しいポイントでした。

インタビュー
今回の装飾で特に気に入っている箇所はどこでしょうか

収納が多いところがすごく嬉しかったです。展示台の中や、壁の中などたっぷり収納し、こっそり充電もできました!収納に困っていそうなブースもありますし、初めて出展する人にとっては、必要かどうかも考えつかない部分かもしれませんね。

インタビュー
会期前日の弊社の現場対応はいかがでしたか

搬入の後に予定があったので、決められた時間の中でしたが楽しくやらせていただきました。喋りすぎたかもしれません。現場スタッフさんと作り上げたといった感じですね。

インタビュー
弊社サービス「1・2KOMA」の魅力とは何でしょうか

やはり大きな小間、大企業には大きな小間の得意な業者さんがいらっしゃるでしょうし、適材適所なところもあると思います。ただ、人対人ですから、今必要としているコトを補ってくれる人を探していましたので、そういった安心感のあるところは魅力だと思います。

インタビュー
ブース装飾プランナー

ブース装飾プランナー
S.W

「人と人をつなぐ」がビジョンの風早トレーディング様。コロナ禍で、お打ち合わせが電話とメールでのやり取りでした。インタビュー時に実際にお会いし、お顔を見ながら話ができたことで、私自身「つながる」ことの大切さをあらためて感じる機会となりました。

初めてのご出展ながらも、伝えたいテーマや想いが明確でしたので、迷い無くブースデザインをご提案させていただきました。風早トレーディング様は、会社を設立して間もなく、「どんな人に興味を持っていただけるビジネスなのか」というマーケティングリサーチの視点でのご出展だったと伺い、出展社様側の視点に合わせて装飾の幅も広がることを、改めて感じております。

お客様がローンチされた「i-total」のバッグは、PETボトル再生繊維で作られています。このコンセプトでありプロセスは、サステナブルで、人と環境に配慮しており、SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みでもあります。現在、日本、そして世界的にも「持続可能な社会」を目指す活動が本格化していますので、社会貢献度の高い製品として、需要が高まると思われます。

また、ギフトショーの輸入品人気コンテストでは、「コンセプトや機能性を兼ね備えたシックなデザインバッグ」が準大賞を受賞されるなど、評価されています。

今回ブース装飾を通じて「チームi-total」の一員になれましたこと、とても嬉しく思っております。お忙しい中、インタビューのお時間をいただき誠にありがとうございました。

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