展示会ブースで差をつける!縦看板活用術
2025.03.17展示会に出展を決め、いざ申し込みをしようとすると、希望の場所が取れないという経験は、誰しも一度はあるのではないでしょうか。「この場所ならどんな装飾をすれば効果的だろう?」と悩む方も多いはずです。
展示会でのブース位置は、早期契約やブースサイズの拡大、抽選など、様々な要素によって決まります。多くの場合、メイン通路から離れた場所や通路が狭い場所に配置されるケースも少なくありません。
特にこのような条件下では、縦看板が非常に有効です。今回は、お客様の事例を参考に、横幅サイズを3パターンに分けて比較し、その効果についてご紹介します。
①【横幅:475mm】 6m遠くからでも認識できる
メイン通りから1ブース・2ブースを経てブースがある場合、来場者は左右のブースに視点を振りながら進んできます。つまり、ブースに到着する前に、その視点を捉える必要があります。
遠くから撮影したブースを見ると、電飾サインもアイキャッチには有効なのですが、湾曲した看板は遠くからは見づらい傾向があります。また、会場の混雑具合によっては見える範囲も制限されるため、3.6mの高さから1.2mの範囲が1番目立つエリアです。キャッチコピーを優先して、看板のデザインを考えてみましょう。
②【横幅:970mm】 縦書きは1行が見やすい
伝えたいことは山ほどあるかと思いますが、来場者の第一印象は3秒で決まると言われています。限られた時間で効果的に情報を伝えるためには、簡潔な表現が重要です。
看板は、来場者の目に最初に飛び込む重要なツールです。誰もが読めるような文字サイズと、1行に絞ったキャッチーなメッセージにしましょう。どうしても、伝えたいことがたくさんある場合は、優先順位をつけて、最も重要な情報を目立たせるように工夫しましょう。
③【横幅:270mm】 集客に貪欲なブース
角ブースは集客に有利と思われがちですが、来場者の動線によっては、効果が期待できない場合もあります。例えば、「あそこに看板があればよかった」といった声も聞かれます。小さなブースでも最大限の効果を発揮できるよう、集客に特化したブースデザインをご提案いたします。
◆さいごに
今回は、展示会ブースの集客に効果的な「縦看板」についてご紹介しました。ブースの位置や条件は展示会ごとに異なりますが、縦看板は、特に通路が狭かったり、メイン通りから少し離れた場所にあるブースでも、来場者の目を引く強力なツールです。
私たちプランナーは、毎週のように展示会の会場を訪れ、集客の成功事例や課題を分析しています。ブースデザインでお困りの際は、お気軽にご相談ください。
ブース装飾プランナーS.W