集客UP!人が集まるコピーの秘訣10選!
2025.09.08せっかく魅力的な商品でも、ただ展示したり、会社名を掲げるだけでは、「何を」展示しているのか、「どんな」メリットがあるのか、「誰に」見てほしいのかが伝わりません。耳にタコができるほどお伝えしていますが、来場者は数多くのブースから必要な情報を探しているため、検索に引っかかるキャッチコピーが不可欠なのです。
そこで今回は、「どんなキャッチコピーにしたら集客できますか?」というお悩みに寄り添う、キャッチコピーの引き出し10選をご紹介いたします。
結果だけを伝えても、お客様にはその価値が十分に伝わりません。価値を伝えるためには、ビフォー(こうだったのが)を見せてから、アフター(こうなった)を見せましょう。「変化の対比」で、より効果的に魅力を伝えられます。
人は、自身の経験や知識を物差しにして価値を測ります。読み手の頭の中にある「常識」や「確信」に寄り添い、魅力的に伝えましょう。「共感」を生み出し、自分事として捉えてもらうことが重要です。
いつもと比べてどれくらいお得なのかを伝えるためには、具体的な数字(期間、回数、サイズなど)で表現しましょう。「具体性」は、曖昧さを排除し、説得力を高めます。
数字を使えば、曖昧だった表現が具体的になり、メッセージの信頼性が高まります。ただし、数字ばかりになると読みにくくなるため、一文のうち20%程度に留めましょう。「客観性」のある数字は、感情に訴える言葉と組み合わせることで、より効果を発揮します。
他との違いを表現したいときは、「おすすめ」するよりも「選ばれている」ことを伝えましょう。人気や安心感を演出できるため、比較検討層に効果的に訴求できます。「権威性」や「希少性」を打ち出すことで、他社との差別化を図れます。
商品のサイズを伝えるとき、体の部位や、読み手が使ったことがあるもので表現すると、実感を得やすく効果的です。「身近なもの」に例えることで、想像力を掻き立て、記憶に残りやすくします。
「あたたかい」「やわらかい」など、心地よさを伝えたいときは、その特徴を連想させるもので表現し、価値を伝えましょう。「五感」に訴えかける言葉を使うことで、よりリアルに魅力を伝えられます。
新商品の「何がどれだけすごいのか」を伝えたいとき、「神がかってる」や「魔改造」など、スラングを使うとエンタメ感がアップし、目を引きます。「意外性」のある言葉は、好奇心を刺激し、興味を惹きつけます。
「3」は本能的に安心感を与える言葉で、説得力を高めます。今回は、本当は3選にまとめたかったのですが、情報量の多さがベネフィットになるのであれば、3にこだわる必要はありません。「法則性」を意識することで、リズムが生まれ、記憶に残りやすくなります。
続きを読んでもらうためには、意外性の高い情報を使うと効果的です。「(不利な状況)でも、(ベネフィット)できる!」のテンプレートで、すぐに実践できます。「ギャップ」を見せることで、読者の心を掴み、続きを読みたいと思わせます。
私たちプランナーは、展示会に足を運び、目に留まった、あるいは心に響いたキャッチコピーを、一人一つは見つけ、自身の引き出しを増やすように努めております。皆様のお悩みに寄り添えるよう、常に情報収集を行っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。まずは一緒に、連想ゲームで「〇〇といえば?」を実践してみましょう。
なお、今回参考にした書籍は、大橋一慶著『「ふ~ん」が「これ欲しい!」に変わる 売れるコピー言い換え図鑑』です。この本では、読み手の心を動かすコピーの書き方や、言い換えのテクニックが豊富に解説されています。興味のある方はぜひ読んでみてください。
ブース装飾プランナーS.W