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展示会で差をつける!印象に残る話し方

2025.12.01

展示会において、数多くの出展企業の中から来場者の興味を引き、自社のブースへ立ち寄っていただくことは容易ではありません。ブースの見た目や使い勝手、キャッチコピーはもちろん、自社のサービスや製品の魅力を効果的に伝えることが重要です。
 
さらに、来場者の記憶に残り、後日商品が必要になった際に競合他社ではなく自社を選んでいただけるよう、印象的なコミュニケーションを心がける必要があります。そこで今回は、競合他社と差をつける、印象に残る話し方のテクニックを5つご紹介します。
 

■相手を主役にする

ほとんどの人は、自分自身について話したり、自慢したりすることを好みます。しかし、相手を思いやり、積極的に相手を会話の中心に据えて質問を投げかけることで、相手は表情豊かに、そして積極的に話してくれるようになります。普段の会話で、自分が主役になっていないか、少し意識してみてください。
 
相手を主役にする
 

■記憶に残る話し方

面白い話よりも、相手の記憶に残り、「また会いたい」と感じてもらえる話し方があります。それは、「相手」を話題にすることです。内容は面白くなくても、自分が主役の話は誰もが喜んで聞きます。
 
また、相手の話を引き出すには、その人の振る舞いをよく観察することが大切です。さらに、他人を理解するためには、まず自分自身をよく知ることが重要です。自分を知ることで、相手に対する興味が自然と生まれ、その興味が円滑なコミュニケーションにつながります。
 

■視線を効果的に使う

会話が盛り上がっているときは、お互いに顔を見合っていることが多いものです。逆に、会話が停滞しているときは、相手は斜め下を見て、次に何を話そうかと考えていることがあります。
 
人間の視線は、使っている脳の部位によって変化すると言われています。例えば、左斜め下に視線があるときは、論理的な思考を司る部分を使っていると考えられます。
 
視線を効果的に使う
 

■相手が大切にしていることを見抜く

人間は、基本的に自分のことを最も大切にし、他人への関心は薄いものです。そのため、自分に関係のない話を記憶するのは難しいでしょう。しかし、「また会いたい」と思われる人は、相手にとっての重要事項を見抜く力に長けています。相手が大切にしていることを見抜くポイントは2つあります。
 
・話しているときの表情が明るくなり、声のトーンが高くなる
・話す時間が長くなる、同じ話を何度も繰り返す
 
上記のような兆候が見られたら、その話をしっかりと記憶するように心がけましょう。
 

■相手の言葉をそのまま再現する

社長や役員、お客様の心を掴む効果的な方法があります。それは、相手の言葉を記憶し、会話の中や後日のメールなどで伝えることです。自分の言葉が相手の記憶に残っていたことを知ると、相手は嬉しく感じるものです。
 
メールを送る際は、短くまとめずに、できる限り相手の言葉をそのまま再現することが大切です。そして、相手の言葉から感じたことや影響を受けたことを添えることで、さらに効果が高まります。
 

◆さいごに

コミュニケーション能力とは、「伝える力」であると考えがちです。しかし、自分の話ばかりするのではなく、相手を思いやる気持ちを持つことで、より良いコミュニケーションを築けるのではないでしょうか。
 
普段の会話から、相手への思いやりを意識してみてください。なお、今回参考にした書籍は、野口敏著『またすぐに!会いたくなる人の話し方』(サンマーク出版)です。ご興味のある方は、ぜひ手に取ってみてください。
 
 

ブース装飾プランナーS.I