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心理効果を活用して集客を実現する

2026.03.11

展示会へ出展するからには、1人でも多くの来場者にブースへ立ち寄ってもらい、さらにその中から1件でも多くの商談あるいは売上に繋げたい。こちらのページを見ていただいている展示会担当者様におかれましては、そういった目的意識をお持ちの方が多いのではないでしょうか。
 
ブースのレイアウト、看板のキャッチコピー、会期中の営業活動や運営方法など、集客のために考えるべき内容がたくさんあり、特に初めて展示会へ出展する方などは、どのような取り組みが効果的なのか、手探り状態かと思います。
 
そこで今回は、広告・デザイン分野で活用されている『心理効果を使ったデザイン』の中から、展示会で活かせる心理法則を10選としてご紹介したいと思います。
 
 

法則① カクテルパーティー効果

カクテルパーティーのような騒がしい場所であっても自分の名前や興味関心がある話題は自然と耳に入ってくるという心理効果です。聴覚だけでなく、視覚にも同様の効果があります。
 
展示会場では多くの出展者が自社のPRをしたり、来場者同士が会話をしたりで、ブース周辺が喧騒に包まれる場合があります。そのような状況の中で、お客様にどうやってブースを見つけてもらうか、その方法を考える際に役立つ心理法則が「カクテルパーティー効果」です。
 
ターゲットとする来場者が興味を持つであろうキーワードを検討し、声でPRするか、あるいは映像音声、看板のキャッチコピーとして掲出するなど、この効果を利用することで、ターゲットに商品を発見されやすくなります。その際には、漠然とした文言よりも、具体的にターゲットを絞ってキーワードを検討するほうが効果的です。
 
カクテルパーティー効果
 

法則② ラベリング効果

先入観や固定概念によって貼られたラベルでアイデンティティや行動パターンが変化してしまう心理効果です。ユーザーが望んでいるラベルを貼ったり、マイナスのラベルを剥がすようなキャッチコピーで、ポジティブな印象を与えるとともに、商品への関心を引き出しやすくなります。
 
法則①のカクテルパーティー効果を活用するにあたり、ターゲットを具体化し、さらに関心を引きやすいキーワードを探すヒントとしても使えます。
 
ラベリング効果
 

法則③ 返報性の原理

ひとから恩を受けたらお返しをしなければいけない、と考える心理効果です。展示会でも、無料プレゼントや試食などを先に提供することで、来場者の返法性の原理を利用して集客しているブースが多く見受けられます。ノベルティ等を用意することが可能であれば、手軽に取り入れられる心理法則です。
 
返報性の原理
 

法則④ ストーリーテリング

情報ではなく「物語」を伝えることで印象が強くなる心理法則のこと。ストーリーにすることで共感を呼び、事実だけを伝えるよりも、最大22倍記憶に残りやすくなるので、商品の使用シーン・商品開発時の困難などを物語のように紹介することで、お客様に覚えていただきやすくなる効果が期待できます。
 
「業界内での知名度が低いので、展示会で少しでも覚えて行って欲しい」といった場合にも活用できるのではないでしょうか。
 
ストーリーテリング
 

法則⑤ ヒックの法則

選択肢を多くすると人を惹きつけられる反面、選択の決断をしにくくなり、売り上げや満足度が落ちる心理効果。ブース内に多くの製品を並べたい、という場合には注意が必要な心理作用です。
 
展示会に持ち込む製品を事前にある程度絞り込んでおくか、種類が多いときはブース内でカテゴライズ等を行い、選択肢を絞り込む仕組みを取り入れると良いでしょう。
 
ヒックの法則
 

法則⑥ デコイ効果

あえて劣った選択肢を入れることで印象が変化する心理効果です。売れないとわかっている選択肢をあえて入れることで、売りたい商品の魅力を相対的に上げ、売り上げUPにつなげる効果があります。
 
もし製品に複数プランを用意する場合は参考になる法則かと思います。ヒックの法則からわかるように、選択肢をあまり増やしすぎると逆効果のため、単純比較しやすい内容で差をつけた選択肢を用意しましょう。
 
デコイ効果
 

法則⑦ 端数効果

キリのいい数字よりも、端数を使ったほうが安く感じたり信憑性が向上したりする心理効果です。「98%」とするよりも、端数を省略せずに「97.31%」とするほうが信頼できるデータに見えませんか?また、店頭で良く見る「98円均一」「特価398円」なども端数効果を活用しています。
 
端数効果
 

法則⑧ バンドワゴン効果

ランキング・口コミ・受賞、などを掲載し、多くの人が支持していることを可視化することで、選ばれやすくなる効果です。社会的証明効果ともいわれます。もし掲載できる実績があれば積極的にアピールしていきましょう。自社製品の中でランキングを作成するなども、お客様の選びやすさを高める効果が期待できます。
 
バンドワゴン効果
 

法則⑨ ホワイトスペース効果

周囲にホワイトスペースを作ることで視線を集め、強調する効果が得られる心理法則です。高級感を出す効果もあります。一般的に強調しようとすると、文字サイズを大きくしたり、太くしたり、文字色を変更したりといったイメージがありますが、引き算をすることで強調効果を引き出すこともできます。
 
ある程度、掲出する情報を絞る必要がありますが、ブースの印象や見栄えを一段上げる手軽な方法のひとつです。
 
ホワイトスペース効果
 

法則⑩ 視線誘導効果

人の目線に引き付けられる心理効果。この視線誘導効果は非常に強いので、人物写真を使用する際は視線の方向に注意が必要です。写真の人物の目線の先に見せたい商品を配置すると、視線誘導効果を期待できます。
 
また、人には「幸福そうな表情の第三者が目線を向けているものに好感を抱く」作用もあるため、看板に笑顔の人物写真などを取り入れると効果的です。もしくは、ブース内に立ちながらたまに製品に目を向けるなどでも、多少お客様の目を引くことができます。人が目を向けているものって、どうしても気になっちゃいますからね。
 
視線誘導効果
 

■心理法則で出展効果を最大化する

いかがでしたでしょうか。ブース装飾に取り入れられるものから、展示品の配置や当日運営に取り入れられるものまで、さまざまな心理効果がありました。ぜひご出展の際には取り入れてみてください。
 
今回参考にした書籍は、三井将之著『サクッと学べるデザイン心理法則108』です。ご紹介したほかにも活用できる心理法則がたくさん紹介されていますので、興味のある方はぜひ読んでみてくださいね。
 
 

ブース装飾プランナーY.K