今期は新サービスの発表もありましたし、各種機能がアップデートされたタイミングでした。コロナ禍になってからは展示会の出展を控えていましたが、状況が落ち着いてきたこともあり、事業部としては3年ぶりの出展を決めました。展示会はお客様と接点を持てる貴重な機会です。今回、展示会に出展できなかった3年分の弊社製品の進化をぜひお客様に知っていただき、反応やご意見をお聞きする場としたいと考えていました。

コロナの影響で訪問営業が少なくなりました。そのため、オンライン上でのコミュニケーションにも力を入れておりましたが、製品の魅力を伝えきれないことが課題でした。弊社の製品、サービスは多機能で、お客様が抱える課題に多面的に対応できることが強みです。しかし、メールでは伝えられる情報量に制限があったり、ビデオ通話では温度感が分かりにくいことがあります。さらに、オンラインではデモが行いにくいことも課題でした。展示会ではお客様に実際にデモ機を使用していただくことでコミュニケーションが加速します。そのため、直接課題をヒアリングしながらニーズに合わせた機能をご提案したいと考えました。

不安はありましたが、今回は新サービスの発表と市場調査も兼ねていました。そのため、たとえ来場者が少なくても出展する価値はあると考えました。

体験型ブースにしていたので、来場者がデモ機を操作されるたびにアルコール消毒を行いました。来場者様やお取引先様のご迷惑にならないよう、スタッフの体調管理やコロナ感染対策を徹底しました。また、スタッフの配置はソーシャルディスタンスを意識しました。

展示会全体の来場者数は30％以上減ったと聞いています。しかし、弊社のブースにお立ち寄りいただいた来場者数は以前と同水準だったので、効果的に営業できたと思います。

今回は体験型ブースとして、各所にデモ機を設置し、ブースに立ち寄っていただいたほとんどのお客様に画面を操作していただきました。オンラインでは伝わりにくい、実際の業務での使用イメージを持っていただけたと思います。

リード数は目標に若干届かなかったのですが、全体の来場者数から考えると密度は濃かったと思います。明確な課題をお持ちのお客様が多かったので、しっかりとフォローさせていただいて次につなげていきたいです。

パッケージブースは画一的なデザインで差がつきにくいです。一方でオリジナルブースは、柔軟に自社のブランドや訴求点を表現できるので、結果として費用対効果も高いと判断し決めました。特に今回は壁面を広く使って自社製品の新機能、新サービスの特徴を印象強く打ち出したかったので、初めからオリジナルブースしか考えていませんでした。

1月に弊社の別の商材で貴社を利用さていただいた際に、事前のイメージ通りに設営していただいたと聞いていました。価格とクオリティに信頼があったので、安心しておまかせすることができました。

コロナ禍になってからは在宅勤務が多く、オンラインミーティングがメインになっているので特に不安はありませんでした。その場でデータを共有するなど、スピード感のあるやりとりができるので、かえってやりやすかったです。

ブースのフレームの色を白と黒の2色使用し、壁や看板は白、腰から下は黒というように細かく分けていただきました。あまりそういったことはされないと思うのですが、イレギュラーな要望にも対応していただけたのが印象に残っています。

壁面が紺色だったので、カーペットが水色だとコントラストが強すぎるのでは、と思い事前にご相談させていただきました。実際ブースを見ると違和感なく、イメージ通りで良かったです。壁面や看板の印刷もデザインデータのイメージそのままでした。

モニターとデモ機を設置したブース角の見せ方です。頭上に設置された43インチモニターは視認性が良く、アイキャッチとして狙い通りの効果を得ることができました。モニター下のデモ機はお客様の興味を引くことができ、接客のきっかけになりました。それと、壁面のスチレンパネルは、出力サイズが大きくてインパクトがあり、印象に残りやすかったので気に入っています。パネルのデザインはとにかく時間をかけて考えました。

とても良かったです。到着予定時間前に、すでにブースが出来上がっていました。弊社側でのセットアップをすぐに始めることができ、スムーズに準備が進みました。一部調整が必要な箇所があったのですが、その場ですぐに対応していただけたので、安心してお任せできました。

展示会への出展は安くない費用がかかっています。また、どの会社も「絶対に成功させたい」という強い思いがあると思います。その気持ちをスタッフの皆さんが汲んで対応してくださったので、安心してお任せすることができました。それと、1小間、2小間のブースをたくさん施工されているので、経験から培われた知識があるところも魅力です。