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展示会見学レポート


【レポート】2023特許・情報フェア

2023.10.16

9月中旬、東京ビッグサイトで開催された「2023 特許・情報フェア&コンファレンス」の見学へ行ってまいりました。本展はこれまで科学技術館にて開催されてきましたが、今年から東京ビッグサイトで開催となりました。そのため、展示会全体の雰囲気が大きく変わりました。

会場の変更と併せて、対象範囲を意匠・商標などにも広げ、知的財産の総合展として一新したことを、主催者がプレスリリースしています。科学技術館での様子は過去にレポートをご紹介しておりますので、是非本レポートと比較してみてください。

今回のレポートでは、3つのポイントでお伝えしていきます。

①会場の雰囲気
②展示会の特徴
③気になったブース

会場の雰囲気

科学技術館から東京ビッグサイトへの変更に伴い、大きく変わった点として以下の3つをご紹介します。

【会場の集客力】
東京ビッグサイトは国内で最も集客力のある展示場と言えます。展示場の広さとホール割りの柔軟性を生かして、異なる展示会と同時開催も可能です。今回は隣接ホールで行われた下記の4つの展示会に相互入場が可能で、来場者数の相乗効果を狙う意図も感じられました。

・SENSOR EXPO JAPAN 2023
・測定計測展2023
・TEST2023 第17回総合試験機器展
・第25回自動認識総合展

【会場内の回遊性】
科学技術館は中小の展示室が放射状に展開された形状のため、全てを回るには展示室を順にまわらなければなりませんでした。東京ビッグサイトでは一つのフロアに集約され、会場全体を見渡すことができるようになっています。会場の端のほうまで多くの来場者が行き渡っている印象でした。なお、独立小間の大型ブースを中心として、それらを取り囲むように小規模小間ブース群が配置されていました。

【ブース装飾の自由度】
天井が高いビッグサイトに移ったことで、今年より基礎壁の高さが2.4mから2.7mに変更となりました。また4小間以上の大型ブースでは高さ制限が4mから5mに変更され、高さを生かした装飾が多く見受けられました。

展示会の特徴

知的財産に関わる総合的な展示会として、あらゆる業界から情報を求めて来場者が訪れます。展示会でも多くの講演会やプレゼンテーションが企画されますが、各ブースでもセミナーを行っているところが多かったです。セミナーを行っているブースには多くの聴講者が集まり集客している様子が見て取れました。

また、情報に関する商材を扱うため、ほとんどのブースにパソコンやモニターが設置されていました。特徴的なのは、来場者が実際に操作して体感できるように作られたブースが多いことです。

気になったブース

来場者がパソコンを操作することを想定して設計・デザインされたブースが印象的でした。一般的な高さよりも高く作られた展示台や、オフィスをイメージしたデザインのブースなどが見られました。

会場の壁に近い場所のブースは、会場照明が当たりにくく全体的に暗くなりがちでした。そのため、電飾看板やLEDパネル等を使用したブースは目に飛び込んできやすく、来場者も集まっているようでした。

見学を終えて

今年は9月開催ということもあり、残暑厳しい中での展示会見学となりました。季節の変わり目である9月は空調管理が難しく、会期中暑くなることも少なくありません。3日間ブースに立たれる出展社の方々には、温度調節のしやすい服装を選んだり、十分な水分補給を取るなどの準備をおすすめいたします。

私たちは毎週展示会へ足を運び、季節や気候による環境の変化も肌で感じております。些細なことでも気になった情報は社内で共有し、お客様にお伝えできるよう取り組んでいます。展示会について少しでも疑問に思われることがございましたら、お気軽にお問合せください。

ブース装飾プランナー

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O.S