【レポート】EDIX 2025
2025.07.072025年4月23日から25日の3日間、「第16回EDIX(教育総合展)東京」が、東京ビッグサイトにて開催されました。EDIXは毎年2回、東京・大阪で開催されている、学校・教育機関、企業の人事・研修部門など、教育に関わる方々向けの展示会です。

今回のレポートでは、3つの視点で現場の様子をお伝えします。
■会場の雰囲気
■ブース装飾の特徴
■集客していたブース
■会場の雰囲気
・EDIXといえば....
学校・教育機関などの関係者が集うEDIXでは、会場の雰囲気づくりも特徴的です。会場は展示会のコンセプトカラーである緑で彩られ、動線には緑のカーペットが敷かれ、明るく爽やかな空間が演出されています。また、展示会の案内には黒板のデザインが取り入れられており、学校を想起させ、親しみやすさを感じさせます。

・来場者に合わせたイベント構成
今回目に留まったのは、社会科見学に訪れていた小学生の団体です。最先端の教育を「学べる」「体験できる」展示会として、小・中・高校の教育プログラムの一端を担っているようです。また、公式サイトには「大学の方向け 会場案内図」も用意されており、来場者に配慮したイベント構成がなされていました。

■ブース装飾の特徴
・学校を想起させるブース
展示会の特徴としても挙げたように、各企業のブースでも学校の現場を想起させるデザインが取り入れられていました。小・中学校向け、大学向けなど、ターゲットに合わせた装飾方法は様々です。

・体験ブース
VR・XR体験など、今回も最先端のトレンドを体験できるブースが多く見られました。デモンストレーションやワークショップで実際に見て、触り、感じることで、出展社と来場者のコミュニケーションを促進しやすく、体験を通して製品のメリットや特徴を理解することができます。

■集客していたブース
・充実したセミナー
2小間以上のブースはセミナーをメインに設計されていることが多く、特に3・4ホールでは通路にあふれ出るほどの集客が見られました。今回は特別セミナーが別会場での開催だったため、充実したセミナーが予定されている企業ブースは、気軽に情報収集ができるという、展示会ならではのメリットが感じられます。

・遊び心のあるデザイン
EDIXを振り返り、特に印象に残っていたブースです。ロケット型の造作が思い浮かんだのですが、どこの出展社だったか…と調べました。これもブース装飾の仕掛けの一つで、集客の先にある「新規顧客獲得」に必要な付加価値とも言えるでしょう。不要だと思っていたデザインが、実際にはユーザーにとって、記憶を呼び起こすための意味のあるものだったりするのです。

■展示会見学を終えて
公式サイトによると、今年の3日間の来場者数は23,858名でした。ここ数年は西展示棟で開催されていることが多かったEDIXですが、今回は西展示棟の工事期間と重なり、南展示棟での開催となりました。ゴールデンウィーク直前の開催ということもあり、来場者数としては昨年よりは落ち込みましたが、安定した賑わいを見せていました。
今回ブース装飾をご依頼いただいたお客様からは、昨年と同じ装飾ではなく、ブラッシュアップして集客につなげたいというお声をいただきました。意欲あふれる想いにお応えすべく、私たちもご提案の質を向上させていきたいと思っております。
過去に開催された展示会の傾向や変化なども踏まえ、お打ち合わせさせていただきますので、ブース装飾でお困りごとがございましたら、1・2KOMAにお問い合わせください。

ブース装飾プランナー
S.W