国際ロボット展(iREX2025)
2026.02.022025年12月3日(水)~6日(土)の4日間、東京ビッグサイトにて「2025国際ロボット展(iREX2025)」が開催されました。
26回目を迎えた国際ロボット展は、日本ロボット工業会と日刊工業新聞株式会社が主催する、2年に一度の世界最大規模のロボット専門見本市です。「ロボティクスがもたらす持続可能な社会」をテーマに、東(4-8)・西(1-4)ホールで開催された本展示会は、過去最多となる673社(うち海外140社)が出展。来場者は約15.6万人に達し、大盛況のうちに閉幕しました。
本記事では、会場の様子を、以下の3つのポイントからお伝えします。
・会場の雰囲気
・ブースの特徴
・集客ブース
■会場の雰囲気
ビジネス向け展示会では「撮影禁止」のエリアも多いですが、本展示会では撮影可能なブースが多く見受けられました。スマートフォンやカメラを片手に熱心に見学する来場者が多かったのが印象的です。
大型ブースでは、車を持ち上げるなどのダイナミックなデモが行われていました。高さのある重機やロボットは遠くからでも視認でき、「あそこで何かやっている」と集客のきっかけになります。 写真や動画を撮影する人々が展示スペースを取り囲む様子は、まるでショーを見ているような熱気に包まれていました。
■ブースの特徴
看板や柱に照明をふんだんに使用し、キーワードで言うなら「近未来」「サイバー」といったイメージが浮かぶブースデザインが印象的でした。
人型ロボット(ヒューマノイド)が商品を取り出す店舗風のブースや、音楽に合わせてダンスをするロボット、広々とした空間を自律走行するロボットなどを、多くの来場者が囲んで撮影していました。
また、製品をブース前面(通路側)に配置し、細部まで見てもらえるような設計は、来場者にとっても嬉しいポイントです。
大型機器やロボットを展示するブースで多く採用されていたのが「トラス」です。 トラスを使用すると、ブースの高い位置に大きな看板やターポリンを設置できるため、遠くにいる来場者へのアピールが可能になります。また、ブース内の空間を広く使えるメリットもあります。 見た目にも存在感があり、無骨でカッコいいイメージを演出できるため、本展示会では多くのトラスブースが見られました。
▼トラスブースのメリットについては、 こちらの記事でも詳しく解説しています。
■集客ブースの仕掛け
「ロボットにコーヒーを淹れてもらう」
「ロボットと仕分け作業の対決」
「ロボットに書き方を教えよう」
「アイスクリーム職人のロボット」
このように、ロボットと直接コミュニケーションを取れる「体験型ブース」は、一般来場者や子どもでも親しみやすく、非常に多くの人を集めていました。
なかでも、「名刺を入れてロボットがカタログを渡す」という体験は、ロボット展ならではのアイデアです。 来場者が箱に名刺を入れるとロボットアームが動き、カタログ入りのトートバッグを手渡してくれます。 「製品について知りたい」「資料が欲しい」という来場者の心理をうまく汲み取りつつ、技術もアピールできる優れたツールだと感じました。
■見学を終えて
本展示会は、いわゆる「遠い未来のロボット展示」ではなく、これからの社会課題を解決するために不可欠な「実用的な技術」を知る場であると感じました。
技術を身近に実感できる工夫を凝らしたブースは、どこも活気に満ちていました。 ブース内のパネルや看板などのグラフィックにおいても、近未来を感じさせるグラデーションやフォントの使用が多く見られました。
機能やサービス内容を分かりやすく伝えつつ、ロボットの魅力を際立たせるデザインは、世界観づくりという点でも非常に参考になりました。ブース装飾や展示会の集客に関するお困りごとがございましたら、ぜひ1・2KOMAへご相談ください。
デザイナーH.D










