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展示会見学レポート


第9回鉄道技術展2025

2026.02.18

2025年11月26日(水)~29日(土)、幕張メッセにて「第9回鉄道技術展」が開催されました。

2010年の初開催から今回で9回目となる『鉄道技術展』は、鉄道・交通システムやインフラ技術、施設、電力、輸送、運行管理、車両、インテリア、旅客サービス関連など、あらゆる鉄道分野の技術が横断的に一堂に会する総合見本市です。

鉄道分野の安全性、快適性、環境配慮、省エネルギーをテーマに、鉄道システム、電力、車両、土木・インフラ技術、駅設備など、幅広い製品、技術、サービスが展示されます。

鉄道のみに留まらず、ひいては地域活性・街づくりにまでつながっていく「鉄道技術」の最先端・現在地に触れられる展示会となっています。

2025年の鉄道技術展は、26日~28日の3日間を『ビジネスDAY』、29日を『ビジネスDAY & 鉄道業界探求フェア』とし、最終日については、ビジネス関係の来場者に加え、初の試みとして、鉄道業界への就職・転職を目指す人材向けの説明会やセミナー、相談室を併設しての開催となっていました。

幕張メッセ4~8ホールで開催された本展示会は、出展者数616団体と過去最多を記録しました。天気に恵まれたこともあり、来場者は前回より4,242名増の、のべ39,120人(うち学生1,775人)にて閉幕したと報告されております。

今回は、そんな『鉄道技術展』会場の様子を次の3つの視点からご報告いたします。

■会場の雰囲気
■ブースの特徴
■印象に残ったブース

会場の雰囲気

私が会場へ伺ったのは28日(金)の『ビジネスDAY』でしたので、来場者は業界関係者のみでしたが、各ブース内はかなり人が多く、賑わっている印象でした。

テーマが明確な展示会のため、出展者と来場者のミスマッチが起きにくいことも要因のひとつかと思われますが、熱心に展示品を確認する姿や、説明を受ける様子があちこちで見受けられ、熱量の高さを感じました。

また、他の展示会とは異なる点として、入り口すぐのエリアで「鉄道模型コンテスト」が行われていたほか、大学生や高校生らによる、地方鉄道の課題解決や活性化のための「地方鉄道×地方創生 ビジネスプランコンテスト」の決勝大会が開催されていたりと、会場一体となって業界を盛り上げていくような雰囲気が醸成されていました。

ブースの特徴

鉄道技術展は、ブース装飾の高さやセットバック(各辺1m・最大3.6mまで)の規定がありますが、10小間以上の出展者についてはセットバックなしで床から5mの装飾が可能です。全体の割合から見て10小間以上での出展者は限定的でしたが、特に業界大手の企業などはしっかりと看板を設置し、アピールしている印象でした。

セットバックありのブースでも、自社ロゴや社名のアピールが大きいブースが多く、最終日の来場者向けの意図だけでなく、業界内での既存の顧客とのコミュニケーションの場であるという意味合いもあるように感じました。

合わせて目を引いたのは、やはり大型の展示品の多さです。普段は街並みに溶け込んでいる様々な製品、部品が『展示品』として会場内に並んでいる様子は壮観でした。それぞれのパーツや設備について、間近で見て比較検討を行える場は貴重な機会ということもあり、多くの来場者が熱心に話を聞いていました。

部品のみの展示では用途がわかりにくいものなどは、ブース装飾を活用し、用途を疑似的に再現している展示なども見受けられました。そのほか、野外では溶接の実演なども行われており、技術を身近に見て体験できる展示がなされていました。

他には、一般来場者へ向けてフォトブースや催しものへの参加を促す展示などで、エンターテインメントを提供しているブースも見受けられました。セミナーやイベントへ鉄道に詳しい芸能人を招いているところもあり、今回の展示会に対する各出展者の創意工夫を感じました。

また、一見店舗のように出展しながら、会期中はモバイルオーダーの受付などを行っている下記のブースにはユニークさを感じました。チラシにはオーダー受付のQRやオーダーメニューと合わせて、出店に関する問い合わせ先なども記載があり、客動線の設計がしっかり考えられている印象を受けました。

印象に残ったブース

他の展示会では様々な海外パビリオンを見ることがありますが、鉄道技術展においては『スイスパビリオン』が大きく出展しているのが印象的でした。今回で3回目、過去最多となる27社の参加だったとのことです。

スイスは鉄道先進国で、1人当たりの電車利用距離が世界最高だったという記録もあります(その際は日本が2位だったとのこと)。それを踏まえると、本展示会にスイスパビリオンが出展している点に納得ができます。

また、自社製品の幅の広さを模型を通じて展示していたブースも印象的でした。展示品のジャンルや種類が多岐にわたる場合、展示方法に迷ったり、すべてを並べるとテーマがぼやけてしまったりなどの悩みが生じる場合があります。

こちらのブースはその要素を模型にうまくまとめて、楽しくわかりやすい展示をされており、目を引くという意味でも非常に記憶に残りました。

見学を終えて

今回見学した鉄道技術展は、他の展示会とは異なり、特定の業界に特化したイベントだったため、様々な気づきや学びがありました。鉄道業界の展示会ではありましたが、今年から『鉄道業界探求フェア』が併設されたことをはじめとして、業界外部への発信・集客を意識しつつ、会場全体で業界を盛り上げていこうという空気があった点が一番特徴的であったように感じます。

既存顧客とのコミュニケーションや、新規顧客の獲得、一般来場者へのアピールなど、展示会・出展目的によりブース運営の方法はさまざまです。展示品・出展目的・ターゲットに合わせたブース装飾なら、ぜひ1・2KOMAへご相談ください。

ブース装飾プランナー

ブース装飾プランナー
Y.K