昨年度から、各展示品をアイランド状に配置した展示台へレイアウトする構成で施工をさせていただいているのですが、こちらのイメージが、今回のコロナ禍での感染症対策の観点からも、また今までの実績で集客の観点からも使いやすいということで、基本的には前回からのプランを踏襲しつつ、アレンジを加えさせて頂くかたちでご提案をさせて頂きました。

今回は、小間数を8小間に増やしたことで、装飾規定上の高さ制限が例年よりも高い位置まで緩和されましたので、こちらに合わせて中央に天井看板を設置し、その下に三角形のストックルームを設けることで空間を有効活用いたしました。ストックの壁面には、お持込のプロジェクターで映像を投影できるよう、上部に屋根を付け影を作りました。

また、感染症対策の一環として、各展示台で対面接客にならないように照明の位置等を調整し、対面になりそうな展示台にはアクリルのパーテーションを取り付けました。これにより、対面接客を防いでおります。当日ブースを拝見した際には、アクリル板に製品を貼るなど工夫してご活用して頂いている様子も見ることが出来、逆に勉強させて頂きました。

コロナで物や人の流れが停滞していた部分がようやく動き出しを見せる中で、クラウドファンディングで生まれた製品が多くの来場者様の目に留まる機会となり、私としても大変嬉しい展示会でした。

まだまだ手探りの状況は続きますが、お客様のご要望にお答えしつつ、安心して出展・来場して頂けるブース作りに取り組んで参りたいと存じます。