お客様から送付いただいた資料をベースに、WEBで打合せさせていただきました。コンセプトや参考イメージなどは、お客様で事前にまとめていただいておりました。そのためお打合せ時は、ご要望の背景や目的などが齟齬なく確認できました。

初回のご提案は、ご予算とブースイメージのバランスをとり、尚且つ、看板のイメージも合わせてかっこいい印象のデザインで、黒塗装のレンタル部材を使用しました。また、目立たせるために、別案で電飾看板をご提案を致しました。レイアウトのご要望は、展示スペースを3か所、モニター設置、湾曲した看板でした。これらが1小間ブースにバランスよく収まるのか、不安がよぎりましたが、パースを繰り返し修正し、調整したことで、ご要望のレイアウトに収めることができました。また、看板イメージは、弊社グラフィックデザイナーと相談しながら、「超」が目立ち、スピード感のあるイメージで、作成させていただきました。

4月開催予定の際は、ブースの横に会場の大きな躯体がありました。この場合、通路側からブースを見ると、角度によっては、看板が見えなくなることがあります。しかし5月に延期されたことで、会場が変更になり、ブースは3面通路になりました。壁面数が減ったことで空間が開放され見通しがよくなりました。会期中、メインエントランスからお客様ブースを見た際、「超高速開発」の看板がアイキャッチになっていました。また看板を見て、立ち止まって下さるお客様が多く、改めてキャッチコピーの重要性を感じました。