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印象に残るブースデザインの3つのポイント!

2022.11.28

展示会では、競合他社が前後左右に出展しています。カテゴリー別に区画されているブースは来場者に見やすく、見学の際、効率が良いです。また来場者が集まりやすいため、出展社にもメリットがあります。しかし、似た商材を扱う競合他社と隣接するため、来場者の争奪戦が繰り広げられています。そのような状況で、来場者の印象に残るブースにするためにはどうすれば良いのか?
 
今回のブログでは、印象に残るブースデザインのポイントを3つご紹介します。
 
 

■トピックは1つが基本

印象に残るブースにするためには、1つの大きなメイントピックを決めましょう。ブースにいくつもトピックが入っていると、何のブースなのかはっきりせず記憶に残りにくくなります。
 
1つの商材に絞り込むと何を扱っているブースなのか明確になります。しかし、必ずしも絞り込みができる企業ばかりではないと思います。このような場合は、今一番打ち出したい「1つのメイントピック」と「サブトピック」にしっかりと分けます。メイントピックを中心にデザインしていくことで、分かりやすく、印象に残るブースになります。
 

 

■ブースの色使い

弊社のコラムで以前、カラーリングについての記事を掲載いたしました。今回は、「印象に残る」効果的な色の使い方についてお伝えいたします。「見やすい」、「わかりやすい」デザインにするためには、色の使い方を整理します。
 
ポイントは、一番伝えたい部分は「主役の色」を使うことです。そして、その他の部分は、彩度を落としたり、無彩色にするなど「脇役の色」を使います。
 
ブースを鮮やかにするために、色をたくさん使ってしまうと情報と同じように、詰め込みすぎて印象に残らなくなってしまいます。また、目立たせたいポイントがあるからと、全体のトーンを無視した配色は、統一感がなく、結果として見えにくいです。カラーリングを効果的に使うことで、見せたいポイントに目がいき、印象に残るブースになります。
 

 

■「見せる」と「読ませる」の使い分け

ブース内の掲示物には、看板やパネル、チラシなど様々なものがあります。「見せる」と「読ませる」を使い分けたデザインにしていくと伝わりやすく、印象にも残ります。
 
「見せる」箇所では、メイントピックに従い、ビジュアル画像や端的なキャッチコピーで構成された情報を見て認識できるデザインになります。ブース装飾では、看板や壁面、展示台側面などに印刷する際、「見せる」デザインにすると効果的です。
 
一方、「読ませる」箇所は、伝えたいことを言語化するため、多くの情報が含まれます。また、一番伝えたいポイントは、文字の大きさを変えたり、繰り返し掲示しても良いです。ブース装飾では、A1サイズのパネル掲示やチラシを作成する際は、「読ませる」デザインにすると効果的です。
 

 

 
以上、印象に残るブースデザインのポイントを3つご紹介しました。
 
今回ご紹介した3つのポイントは、費用がかさむとか、複雑な仕掛けではありませんので、ご出展の際、実践してみてください。またブース装飾に関する疑問点、お悩み事などございましたら、お気軽にご相談ください。
 
なお、今回参考にした書籍は、ウジ トモコ著『簡単だけど、すごく良くなる77のルール デザイン力の基本』です。興味のある方は読んでみてください。
 
 

ブース装飾プランナーN.E.