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デザイン思考って何?

2023.04.29

ビジネス用語で「デザイン思考」という言葉をよく耳にしませんか?日本では「デザイン」というとクリエイターやアーティストのイメージがありますよね。デザイン思考についても「クリエイティブ系の人たちが使う思考法」という捉え方をされることも少なくありません。しかし、デザイン思考とは課題を抱えそれを打破したい全ての人が活用できる思考法なのです。
 
どんな思考法かというと、トップデザイナーたちが実践しているものの見方、解決すべき課題の見つけ方と、解決方法を理論化します。様々な仕事(経営、商品開発、営業、マーケティングなど)に応用してこれまで誰も思い浮かばなかった答えを導き出す、というものです。
 

 

■「デザイン」とは課題の発見と解決

日本語でデザインというと色や形を整えるといったビジュアル面が重視されますが、英語のdesignは「設計する、企てる」という意味で、「アイデアを考える」というニュアンスが含まれています。
 
デザインの本質とは「課題の発見と解決」にあります。「人が持っている課題の本質を見つけ、それを解決するための新しいモノ、体験、システムなどを作り出すこと」がデザインのベースとなる概念なのです。つまり、世の中の不便を見つけてそれを解決するサービスを作り出すこともお客様の不満を見つけより快適におもてなしすることもすべてデザインです。
 
概念の説明だけではわかりづらいので、参考文献からの引用になりますが、デザイン思考を実践した具体的な事例をご紹介します。
 

■「家族の時間を壊す」から「家族で楽しめる」に変えたゲーム機

任天堂ではWiiを開発する際にまず社員の家庭の観察を実施しました。そこで見えてきたのが「ゲーム機があることで子供と家族の関係が悪化している」ということでした。そこで「家族が楽しめる」「家族の関係をよくするゲーム機」というコンセプトが設定されました。そのコンセプトを実現するためにアイデアやプロトタイプ(模型)を何度も出し合い、家族みんなで使えるリモコン型のコントローラーやリビングに置いても邪魔にならないコンパクトな本体を作り上げたのです。発売後Wiiは世界的な人気を得るゲーム機となりました。
 

 

■「気づいていないニーズ」を掘り起こしてイノベーションを起こす

上記の例でも見たようにデザイン思考は、対象者を徹底的に観察してそこで見つけたちょっとした不満、不便さなどから、その人自身も気づいていない隠れたニーズを掘り起こして、どうすればその課題を解決することができるか、さらにはユーザーにとっての新しい価値を生み出せるかを考えていく思考法です。
 
有名な話では、AppleがiPodを生み出したのも、人は音質の向上よりもたくさんの音楽を簡単に持ち歩くことを求めていた、というニーズを発見したからです。
 
 

■デザイン思考では主観こそが大事!

デザイン思考とは観察で得た主観を重視したアプローチです。リサーチをして「自分がどう感じたか」「こうしたら面白いんじゃないか」というところからアイデアにつなげていきます。
 
世の中を熱狂される製品やサービスはたいてい一人の「自分がほしい!」という強い思いからはじまっています。とかく社会では論理的、客観的であることを求められますが、これからは主観的な強い思いも同じくらい大事なものとなっていきます。
 
 

■デザイン思考でブースプランを考案する

今回はデザイン思考について簡単にお伝えいたしました。私たちはお客様とのヒアリングで、どうすればブース装飾を通してお客様が抱える課題を解決できるのか、を考えご提案しています。ブース装飾でお困りの際はぜひお問い合わせください。
 
なお、今回参考にした書籍は下記になります。
石川俊祐著「HELLO,DESIGN 日本人とデザイン」
佐宗邦威著「21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由」
 
こちらの本ではデザイン思考を現場で実践する具体的な方法やデザイン思考を用いた様々な事例なども載っていますので興味のある方はぜひ読んでみてください。
 
 

ブース装飾プランナーN.O