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ブース装飾にトレンドってありますか?

2023.07.02

東京駅周辺のカフェでお客様と打ち合わせをしていた際、「ブース装飾にトレンドってありますか?」と質問を受けました。結論から言いますと、ファッションのようなトレンドはありません。理由は隣接している競合他社と似たり寄ったりのブースでは来場者に認知されないからです。
 
企業が一堂に会する展示会では差別化が問われます。お客様に求められるブース装飾とは、流行を追うよりも、違いを演出することだと思います。ビッグサイトで開催されている展示会に出展する企業数は、大規模展示会でも1000社程度です。経済センサス活動調査によると日本全国の企業数は約367万社と言われています。つまり展示会は何かが流行るような市場規模ではありません。
 
とはいえ、毎週展示会を見学していると、業界を問わず共通する取り組みに気付きます。前置きが長くなりましたが、今回のブログでは、業界を問わずの取り組み2選をお伝えします。
 
 

■最旬ワードをキャッチコピーに掲げる

皆さんの業界の最旬ワードは何でしょうか?5月に開催されたIT系の展示会では、「チャットGPT」でした。6月に開催されたコンテンツ東京では、「メタバース」です。次世代通信技術の展示会では「ローカル5G」を多く目にしました。
 
最旬ワードは注目をされている言葉なので、来場者の目に留まりやすいです。また、旬な言葉はなんとなく分かっていたとしても、不確かなこともあると思います。そのため詳しく知りたいという欲求が生まれ、ブースに立ち寄る行動に繋がっています。つまり、最旬ワードは集客ツールになります。
 
補足ですが、来場者は自分に必要な情報であるかを瞬時に判断して選び分けています。行動心理学では、これをカクテルパーティー効果と言います。伝えるはできても、伝わるは難しいことを意味しています。
 
伝わることに重きをおいたキャッチコピーにするためには、出展社が伝えたいことを掲げてはいけません。来場者が伝えられたい言葉とは何か、来場者がその言葉に関わりたいと思うか、思わないかの視点が重要になります。これは最旬ワードよりも強力な集客ツールになりますのでお勧めです。
 

 
 

■体験ブース

3密回避のコロナ禍では、多くの出展社がデモンストレーションを敬遠していました。しかし、最近の展示会では、体験ができるブースを多く見かけます。
 
例えば、食品系の展示会では、多くのブースで試飲や試食ができます。また、IT系ではセミナー開催、美容系では、ブース内の一角で美顔器やネイルなどが体験できます。他にも、VR・メタバース体験、ロボットやドローンによるデモ体験などはよく見かけます。
 
BtoC向けの展示会では、ワークショップ、フォトスポット、シールでアンケート、SNS投稿やフォローで商品プレゼントなど、展示会で見かける体験事例は様々です。
 
展示会は、体験と発見の場です。新商品の展示や、サービスの説明パネルを掲示するだけでは、体験はできません。また見る、聴く、味わう、嗅ぐ、触れるなどの体験を通じて、発見があると思います。さらに、発見や、共感はシェアしたくなるのが人間心理です。つまり体験はSNSとの相性もいいので、こちらも強力な集客ツールになります。
 

 
 

■ 最後に

今回のブログは、ブース装飾にトレンドってありますか?の質問から派生して、業界を問わずの取り組み2選についてお伝えしました。2つの取り組みは、強力な集客ツールになりますので1・2KOMAをご利用下さるお客様にお勧めしています。とはいえ、初出展の方ですと、何から進めていけばいいのか?悩むかと思います。
 
私たちは、1小間、2小間の小さなブース装飾を得意としています。また、新規顧客獲得のためのブース装飾をミッションに掲げ、どうすれば集客できるのか?お客様が抱える課題に寄り添い、解決に取り組んでいます。ブース装飾に関するお悩み事は、1・2KOMAへお気軽にご相談ください。
 
 

ブース装飾プランナーS.W