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INTERVIEW

インタビュー
プランナーの方の提案力や現場の方の対応の良さが東京展飾さんの魅力ではないでしょうか
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インタビューNo.34タマチ工業株式会社 様 (所在地:東京品川区)
今回初めて展示会にご出展のタマチ工業株式会社 様。ご依頼のきっかけ、当社の対応、また展示会出展における成果を伺いました。
【タマチ工業株式会社 様について】
タマチ工業様は、1912年太田工場(後のオオタ自動車)として設立され、第2次世界大戦を経て、1962年タマチ工業株式会社を設立致しました。製品開発の「試作」を世界レベルの加工技術で応援しており、スタッフ一人ひとりがお客様のニーズを考えて最善の答えを見つけようと、取り組まれております。
年間にご依頼いただく「製品試作」の数はなんと5,000以上。試作以外にも、F1やスーパーフォーミュラ、スーパーGTなどトップレベルの自動車レースのエンジン部品や、国産ロケットH2のロケットバルブから、ミクロン単位の加工を必要とする医療用微細機器まで、超精密レベルの精度が要求される金属加工技術を提供しております。

【展示内容】
SLM500での最大サイズの3D金属積層造形サンプルや、
トポロジー最適化製品、タマチ工業オリジナルモデルの3D積層品などの展示
【展示会名】
第1回次世代3Dプリンタ展
第1回名古屋次世代3Dプリンタ展

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展示会出展のきっかけをお聞かせください

今まで展示会には別の分野で出展したことや、合同出展ということでスぺースを借りたことはあったのですが、「3Dプリンター」という分野に出たことはなくて。既存のお客様だけではなく、新しいお客様にもうちの製品を知ってもらいたくて、出展を決めました。
弊社の「金属3Dプリンター」は日本では珍しいもので、まだ数台しかないんです。知名度を上げると共に、製品の良さを多くの人に知ってもらうための良い場だと思いました。

インタビュー
なぜ御社はブース装飾をしようとお考えになりましたか

自分達の会社名を見て、何を取り扱っているのか分かるほど有名ではないので、何をやっているか分かるブースにはしたいと思っていました。ブースを遠巻きから見ても、どんな会社か、どんな製品を置いているのか、が分かるにはどうすればいいんだろうか?と考えて、ネットで装飾会社さんを探しました。展示会には来場者としても行ったことがありまして、その時に何にも装飾していない寂しいブースを見て、入りたいとは思わなかったんです。そういった背景もあってプロの人に相談しようと思いました。

インタビュー
弊社を選んだ理由をお聞かせください

ブースを装飾してくれる施工業者を探している中で、東京展飾さんのHPを見つけました。HPがすごい見やすくて、施工実績のブースがたくさんあって非常に参考になりました。写真が1枚だけではなくて、色んなアングルから見れてブースのイメージがつかめました。写真以外のところもどうすればブースに人が集まるのか?とか、こうした方が良いといったことが分かりやすく書いてあって、熟読させて頂きました。ブースの装飾について何にも分からなかったということもあり、HPだけでも勉強になったということもあって相談してみようと思いました。

インタビュー
プランナーとお打ち合わせの際、どのようなお話をされましたか

当初は時間をかけて、ブースの内容を決めていくものかと思っていました。何回も打合せをして、レイアウトやデザインを決めていくものだと身構えておりましたが、思いがけず、スムーズに話が進んでいきました。あまり時間をかけずに擦り合わせができたので、ありがたかったです。
また、看板を作成する上でのセオリーというか、見やすいサイズ感や文字数を教えて頂けたのも助かりました。今までパネルやロゴのデザインはしたことがあったのですが、看板のデザインは初めて作るものでしたので、どう作れば良いか、分かりやすくご教示してもらえて作りやすかったと思います。入稿したデータも3Dモデルに当てはめて見せていただけたので、イメージがつきやすかったです。やはり3Dモデルのイメージを見せてもらえるのはデザインを考える上でも、非常に役立ちました。

インタビュー
仕上がったブースを見ての率直な感想をお聞かせください

私たちがブースに着いたのが、お昼頃だったのですが、その時にはブースが出来上がっていて驚きました。正直なところ、まだ出来上がっていないのかなと思っていたので、仕事の速さや、仕上がり具合にびっくりしました。
ただ、デザインにおいて気付ければ良かったなと思うところもありました。パソコンの画面上で見るイメージと、実際のブースイメージがちょっと違うなとも感じました。いくら3Dモデルでイメージを掴めていても、実物のサイズ感とは異なるので、こればかりは中々難しいところですね。もっとブース全体をシャープな印象にしたかったので、壁の赤いラインを細くできればよかったと思います。
この反省点を踏まえて、4月の3Dプリンター展(名古屋会場)では壁の赤いラインを細くしました。

インタビュー
今回の装飾で特に気に入っている箇所はどこでしょうか

東京でのブース位置が、小間内に会場の柱があるもので、どうすればいいかと悩みました。プロの方に相談したかったことの一つでもありました。
柱を壁で囲って、そこにモニターを設置して、パネルを取り付ける設置方法が良かったです。デメリットを上手に活用できたのではないかと思いました。
また、壁が寂しいと思うところがなくて良かったと思います。展示会に単独で出展したのは2月の3Dプリンター展が初めてでしたが、来場者として見学に行ったことがありました。その時に感じたのが、事務局に依頼するパッケージブースだと全体的に寂しい印象でした。壁が何にも装飾していないとブースに入ろうとはあまり思わなかったので、自分達のブースが寂しい印象にはしたくないと思っていました。壁の赤いラインや展示台の黒と赤と白のデザインが装飾している感が出てて、気に入っています。

インタビュー
会期前日の弊社の現場対応はいかがでしたか

すごく丁寧で大変助かりました。持ち込んで壁に貼るようのパネルが結構多くて、全部自分達で貼るのかと思っていたのですが、全て貼って頂きました。こちらがやることが無いくらい、サポートして頂き、本当にありがたい限りです。
また、パネルの設置のときも何センチ間隔で設置してほしいとか、下から何センチの高さにしてなど、細かい要望を快く聞いて頂きました。本当にありがとうございます。

インタビュー
展示会出展の目標(KPI)とそれに対する成果をお聞かせください

初めての出展ということもあり、何人集客できるか、また名刺をいくら集めるかなど、読めないところもありました。明確な目標は定めていなかったです。試作機の展示と3D部門のアピールが出来ればいいと思っていました。ただ予想以上に集客できまして、代表がブースに来た時に感触を掴んだらしく、4月の名古屋の同じ示展示会にも急遽出展が決まった程でした。4月の展示会では、ターゲットをある程度絞りました。そのおかげか質の高いお客様が多かったようにも思います。両展示会では、大体250枚ほど、名刺を集めることができました。ブースにお越し頂いた方全員にメールを送り、30人程、返信が返ってきて、上々なのではと感じています。実際に仕事に繋がったものも数件あり、今後、発展して行けるのではと思いました。また、同じ展示会に来年も出展予定なので、その時はご相談させてください。

インタビュー
弊社サービス「1・2KOMA」の魅力とは何でしょうか

先ほどもお話ししましたが、2月のブースでは小間内に柱があり、それをどう活かすか工夫してくれました
。また、4月の名古屋の展示会でも会期直前に右隣のブースが出展しないことになり、ブースが3方向に開くことになったので、どうすればいいかと相談したら、ものの2、3時間でこうしたらどうかと、提案してくれました
。臨機応変に対応してくれてすごく助かりました。分からないところが多い中、こうしたらいかがですかと提案してくれるのはありがたい限りで、見習わなきゃいけないなと思う次第です。また、4月の展示会では急遽、椅子を追加してほしいという要望に応えて頂きました。現場の方もどういう椅子が良いかなど、似たようなイメージ図を見せてくれて親身に相談に乗ってくれました。こういった、プランナーの方の提案力や現場の方の対応の良さが東京展飾さんの魅力ではないでしょうか。

インタビュー
ブース装飾プランナー

ブース装飾プランナー
A.Y

タマチ工業様には2月にご出展された直後に、4月の展示会へのご出展のお話しを頂きました。初出展ということもあり、お打合せの段階からお客様に分かりやすいご案内を意識し、丁寧にブースの内容を進めさせて頂きました。

お問い合わせをくださった当初から、ボトルネックのブース内にある柱を気にされており、これをどう解決すべきかが課題でしたが、柱を囲った壁にモニターを取り付けるご提案で解決致しました。

また、弊社のホームページも見てくださり、集客についての研究や、ブース装飾の実績を参考にして頂き、イメージが掴みやすかったとお声を頂きました。お打合せ時も、弊社のブース実績をお見せしながら一緒にレイアウトを考えたりと、お客様のブース装飾への積極的な取り組みにとても共感致しました。

来年、ご出展するお話しもお聞かせ下さり、「新しい展示内容になると思うので、ブースのレイアウトを新しいものに変えたい」というご要望を頂きました。
次回に向けて成果に繋がるご提案の引き出しを蓄えて行きたいと思います。

タマチ工業様とのやりとりは、デザイナーの方も含めてお話を進めて行きましたので、客観的でクリエイティブな意見をお聞きした時は、新たな視点に気付き、学びになりました。

この度は、インタビューへのご協力や、貴重なお話をしてくださり、本当にありがとうございました。

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