私がマジセミ様の担当を前任から引き継いだのがちょうど2021年のことで、引き継いで最初に御提案させて頂いたブースが、コロナの影響による展示会中止で施工ができずに終わってしまった、ということがあり、よく覚えております。

その際は、今回のブースとは雰囲気が大幅に違う「お祭り」のイメージで、お持ち込みの提灯などを吊るしたり、ラーメンを配ったりといった御提案をさせて頂いておりました。同年の秋に展示会の開催再開があり、今までとは雰囲気を変更したいということで、お祭りの雰囲気から一転、赤をベースにサービス内容を打ち出していく方向で提案も転換させて頂きました。以降、共同出展者数や小間位置に応じての調整はありつつも、路線としてはその際のイメージを踏襲するかたちで御提案をさせて頂いております。

マジセミ様のブースは毎回共同出展というかたちのため、不公平にならないよう、展示台の位置やサイズ、ブース全体のレイアウトには常に気を配っております。今回のように3面が通路に面している小間位置であれば、比較的皆様を通路側に配置できるので、レイアウト考案もしやすいかたちでした。おおまかな展示台の配置を御提案し、それをマジセミ様のほうで各社様に割り振っていただいたのち、パネルの設置やモニタのレンタルなど、各社様ごとで必要なものを洗い出して頂き、弊社で手配必要なものを追加手配するような流れで進めさせて頂いております。マジセミ様に間に入っていただく形になるため、お手間をおかけしてしまうのですが、いつもスムーズに対応して頂き、感謝申し上げます。

マジセミ様の場合は、出展目的が2つあるということで、各出展者様のお邪魔にならないよう、しかしノベルティの配布をスムーズにできるような動線を確保するレイアウトは、どういった形がベストなのかについては、今後も検討課題です。今後もより良いブースの御提案ができるよう、精進してまいります。