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展示品を陳列するときの3つの法則

2021.12.04

展示会出展で頭を悩ませることの1つが、「どうやって商品を見せたらよいか」です。せっかく出展するなら、的確に商品やサービスをアピールできる陳列にしたいですよね。実は「陳列」には法則があります。今回は3つご紹介いたします。
 

①一押しの展示品はゴールデンスペースに

ゴールデンスペースとは、最も見やすく手に取りやすいスペースのことです。床上75㎝~150㎝の範囲を指しています。また、立っている状態で棚から70㎝離れて視野に入る範囲は90㎝と言われており、その範囲でグループごとに整理して置くと見やすくなります。

展示会で使用するモニターについては、下から150㎝くらいに下面合わせで設置をお勧めしています。理由は、立ち見している人の後ろからでも来場者が画面を見ることができるからです。1小間、2小間の小さなブースでは、接客スタッフも少数かと思います。集客ツールのモニターが隠れてしまうよりも、積極的に営業してもらう方が集客につながります。

 

②売り込まなくても自然に立ち寄りたくなるお試し陳列

展示会ではブース手前でデモを行ったり、気軽に試してほしいものや、見てほしいものを置くと来場者は立ち寄りやすくなります。「なんだろう」と思わせる仕掛けと手に取りやすいことが重要です。また、目立つところに商品のメリットを書いた看板を設置したり、モニターで商品説明を流すのも効果的です。人だかりができると人が人を呼んでお客様が集まってきます。

 

③使用シーンを見せてイメージをつかみやすくする

商品の使用シーンが再現できると、購入のきっかけになります。某北欧系大型家具店は自社商品を使ってリビングや書斎などの室内を再現したコーナーがあります。商品を使うイメージが沸き、購入後の配置も想像しやすくなります。売り場で疑似体験ができれば、思わず商品を購入したくなりますよね。展示会でも使用シーンを再現するような装飾ができます。また、そこまで費用を掛けず、パネルで使用シーンを提示するだけでもイメージはつかみやすくなります。


 
なお、今回参考にした書籍は、鈴木あつし著『陳列の教科書』です。興味のある方はぜひ読んでみてください。
 
こちらは実際に、上記のポイントを使ったブースです。
■ブース装飾実績
①ゴールデンスペース陳列
ブース番号4777
ブース番号4571
ブース番号4526
ブース番号3971
ブース番号2018
 
②お試し陳列
ブース番号4942
ブース番号4784
ブース番号4729
ブース番号4539
ブース番号1692
 
③使用シーン陳列
ブース番号4653
ブース番号3674
ブース番号3075
 
ぜひ展示品陳列の参考にしてみてください。
 
 

ブース装飾プランナー N.O